美容所における器具・布片の取扱いに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 血液の付着していないかみそりの消毒は、エタノール水溶液を含ませた綿で表面を拭く。
b ヘアドライヤーは、皮膚に接する器具にあたる。
c 皮膚に接する器具は、十分に洗浄してから消毒する。
d タオルの消毒は、80℃を超える蒸気に10分間以上触れさせる。
aとb bとc cとd aとd 購入状況を確認しています… 正答 3
解説 正解は3です。
美容師法施行規則などで定められた、器具や布片の消毒方法を問う問題です。
記述a〜dのうち、正しいものはcとdです。
【記述別解説】
a:× かみそりは、血液が付着していなくても、エタノールを含ませた綿で表面を拭く方法では消毒できません。
かみそりは、血液が付着した器具と同じ方法で消毒することとされています。
たとえば、76.9〜81.4%のエタノール水溶液に10分間以上浸す方法などを用います。
b:× ヘアドライヤーは、皮膚に接する器具にはあたりません。
皮膚に接する器具とは、くし、ブラシ、はさみ、かみそりなど、施術で客の皮膚に直接触れる器具です。
c:○ 皮膚に接する器具は、汚れを十分に洗い落としてから消毒します。
汚れが残っていると、消毒薬の効果が弱まり、消毒が不十分になるためです。
d:○ タオルなどの布片は、蒸気消毒器で80℃を超える蒸気(湿熱)に10分間以上触れさせて消毒できます(衛生管理要領)。
【選択肢別解説】
1:× aとbは、どちらも誤った記述です。
2:× bが誤りなので、bとcの組合せは正しくありません。
3:○ cとdは、どちらも正しい記述です。
4:× aが誤りなので、aとdの組合せは正しくありません。
【ポイント】
かみそりは、血液の付着の有無にかかわらず、煮沸やエタノールへの浸漬、0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウムへの浸漬などで消毒します。
紫外線の照射やエタノールでの清拭は、かみそり以外の血液が付着していない器具に用いる方法です。