正答2
解説
正解は2です。
表皮の基底層にある色素細胞(メラノサイト)の働きを、ほかの表皮の細胞と区別して問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 色素細胞は、メラニンを取り込むのではなく自らつくります。
つくったメラニンは、樹枝状の突起を通して周囲の表皮細胞(角化細胞)に受け渡されます。
角質層へ直接運ぶわけではありません。
2:○ 角化細胞に渡されたメラニンは、細胞の核の上を帽子のように覆います。
これにより紫外線が吸収され、基底細胞の核DNAが紫外線で傷付くのを防ぎます。
3:× アレルゲンなどの抗原を取り込み、リンパ球に抗原の情報を提示するのは、表皮の有棘層にあるランゲルハンス細胞の働きです。
4:× 知覚神経とつながり、触覚にかかわるのは、基底層にあるメルケル細胞です。
【ポイント】
表皮の細胞は「角化細胞、色素細胞、ランゲルハンス細胞、メルケル細胞」の4種類で、それぞれの役割をセットで覚えます。
紫外線を浴びるとメラニンの産生が増え、これが日焼け後の色素沈着になります。