ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a パラフェニレンジアミンは、もともと色を有する直接染料である。
b 酸性染毛料は、医薬部外品に分類される。
c 染料中間体をカップラーとともに用いると、染料中間体単独とは異なったさまざまな色調に染毛できる。
d 脱色剤は、毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解する。
aとb bとc cとd aとd 解答・解説を見る 正答 3
解説 正解は3です。
ヘアカラー製品(酸化染毛剤、酸性染毛料、脱色剤)の分類と、染まるしくみを問う問題です。
【記述別解説】
a:× パラフェニレンジアミンは、もともと色をもつ直接染料ではありません。
酸化されてはじめて発色する染料中間体(酸化染料)で、酸化染毛剤の主成分です。
b:× 酸性染毛料(ヘアマニキュアなど)は、医薬部外品ではなく化粧品に分類されます。
医薬部外品に分類されるのは、酸化染毛剤や脱色剤です。
c:○ 染料中間体はカップラー(調色剤)とともに用いると、酸化されて結び付き、さまざまな色調の色素をつくります。
組み合わせを変えることで、染料中間体単独とは異なる多様な色に染められます。
d:○ 脱色剤は、過酸化水素などの酸化剤によって毛髪内部のメラニン色素を酸化・分解し、毛髪の色を明るくします。
【選択肢別解説】
1:× aとbはどちらも誤りです。
2:× bが誤りです。
3:○ 正しい記述cとdの組合せです。
4:× aが誤りです。
【ポイント】
酸化染毛剤は医薬部外品で、アレルギーを起こすことがあるため、使用の前に毎回パッチテスト(皮膚アレルギー試験)を行います。
酸性染毛料は化粧品で、毛髪の表面付近をイオン結合で染めるため、酸化染毛剤より色持ちが短くなります。