正答4
解説
正解は4です。
重油バーナの種類ごとの構造と特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
低圧気流噴霧式油バーナは、4〜10kPaの比較的低圧の空気を霧化媒体として油を微粒化します。
蒸発量が約10t/h以下の比較的小容量のボイラーに用いられます。
2:× 正しい記述です。
ロータリバーナは、高速回転するカップ状の霧化筒で油を飛散させ、外周からの空気流で微粒化します。
霧化筒の内面が汚れると、微粒化が悪くなります。
3:× 正しい記述です。
ガンタイプ油バーナは、ファンと圧力噴霧式油バーナを組み合わせたものです。
蒸発量が3t/h程度以下の比較的小容量のボイラーに多く用いられます。
4:○ 誤った記述です。
戻り油形は、ノズルに送った油の一部を戻して噴射量を減らす方式です。
噴霧に必要な油圧を保ったまま油量を絞れるので、油量調節範囲は非戻り油形より広くなります。
正しくは「非戻り油形のものより広い」です。
5:× 正しい記述です。
スタビライザ(保炎器)は、空気に渦流や旋回流を与えて燃料噴流との混合を速めます。
これにより着火を確実にし、燃焼を安定させます。
【ポイント】
圧力噴霧式は油圧を下げると霧化が悪くなるため、非戻り油形は調節範囲が狭くなります。
戻り油形はこの弱点を補う方式だと理解しておきましょう。