正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ばね安全弁の構造と、揚程式・全量式の違い、排気管の取付けを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
ばね安全弁は、調整ボルトでばねの締付け力を変え、弁体を弁座に押し付ける力を加減して吹出し圧力を調整します。
2:× 正しい記述です。
安全弁は、蒸気流量を制限する部分の違いによって、揚程式と全量式に分類されます。
3:○ 全量式の吹出し面積の決まり方が誤りです。
弁座流路面積(揚程と弁座の周長の積)で吹出し面積が決まるのは揚程式です。
全量式は揚程が大きく弁座流路面積がのど部の面積より十分大きくなるので、正しくは、のど部の面積で吹出し面積が決まります。
4:× 正しい記述です。
安全弁軸心から排気管中心までの距離が長いと、吹出し時の反力で安全弁に大きな曲げモーメントがかかります。
そのため、この距離はできるだけ短くします。
5:× 正しい記述です。
取付管台の内径が安全弁入口径より小さいと、そこで流れが絞られて吹出し量が不足します。
そのため、取付管台の内径は入口径と同径以上とします。
【ポイント】
揚程式は弁座流路面積で、全量式はのど部の面積で吹出し面積が決まります。
この組合せを入れ替えたひっかけが繰り返し出題されています。