正答4
解説
正解は4です。
ばね安全弁の調整と試験の方法を問う問題です。
吹出し圧力の調整手順、複数の安全弁の調整、過熱器用安全弁の作動順が論点です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
吹出し圧力が設定圧力より低いときは、圧力を設定圧力の80%程度まで下げます。
調整ボルトを締めてばねの力を強めてから、再度試験をします。
2:× 記述は正しいです。
安全弁が2個ある場合は、1個を最高使用圧力以下で先に作動するように調整します。
もう1個は、最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整することができます。
3:× 記述は正しいです。
過熱器用安全弁は、ボイラー本体の安全弁より先に作動するように調整します。
本体側が先に吹くと過熱器を流れる蒸気が減り、過熱器が焼損するおそれがあるためです。
4:○ 誤りです。
蒸気逆止め弁は、圧力の高いボイラー側ではなく、圧力の低いボイラー側に設けます。
高圧側の蒸気が低圧側のボイラーに流れ込み、低圧側の安全弁が吹いてしまうのを防ぐためです。
5:× 記述は正しいです。
安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行います。
【ポイント】
最高使用圧力の異なるボイラーをつなぐときは、低圧側のボイラーに逆止め弁を付けます。
これがない場合は、最も低い最高使用圧力のボイラーに合わせて、すべての安全弁を調整します。