正答1
解説
正解は1です。
鋼製蒸気ボイラーの水面測定装置について、ボイラー構造規格の規定を問う問題です。
ガラス水面計の個数と代替の条件、験水コックの個数、取付け位置が論点です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤りです。
ガラス水面計は2個以上取り付けるのが原則です(ボイラー構造規格第69条第1項)。
遠隔指示水面測定装置によって1個をガラス水面計でない水面測定装置にできるのは、1個ではなく2個取り付けた場合です。
なお、胴の内径が750mm以下のボイラーでも、1個をガラス水面計でない水面測定装置にできます。
2:× 記述は正しいです。
蒸気側連絡管の取付け口が水面計で見える最高水位より下にあると、取付け口が水に浸かって正しい水位が示されません。
そのため、最高水位より下であってはならないとされています。
3:× 記述は正しいです。
最高使用圧力1.6MPaを超えるボイラーの水柱管は、強度の点から鋳鉄製としてはなりません。
4:× 記述は正しいです。
験水コックを設ける場合は3個以上取り付けます。
ただし、胴の内径750mm以下で、かつ伝熱面積10m²未満のボイラーでは2個とすることができます。
5:× 記述は正しいです。
ガラス水面計は、ガラス管の最下部が安全低水面を指示する位置に取り付けます。
水位がガラス管から見えなくなったら安全低水面に達したと分かるようにするためです。
【ポイント】
「ガラス水面計2個以上、遠隔指示水面測定装置2個で1個を代替可」と、2の数字をそろえて覚えましょう。
胴の内径750mm以下のボイラーも1個を代替できる、という例外もあわせて押さえます。
験水コックは「原則3個以上、小さなボイラーは2個」です。