正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
重油バーナの種類ごとに、燃料油を微粒化する方法と用途を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
蒸気(空気)噴霧式油バーナは、比較的高圧の蒸気または空気を霧化媒体として燃料油を微粒化します。
霧化特性が良く、油量調節範囲も広いのが特徴です。
2:○ 誤った記述です。
ロータリバーナは、高速で回転するカップの内面に燃料油を流し、カップの遠心力で油膜を先端から飛散させ、一次空気で微粒化します。
「旋回室の中心のノズルから噴射する燃料油を、旋回する空気の遠心力によって微粒化する」とする点が誤りです。
なお、中小容量のボイラーに用いられるという点は正しい内容です。
3:× 正しい記述です。
戻り油形の圧力噴霧式油バーナは、負荷にかかわらずほぼ一定の油量をバーナに送り、燃焼量を超える分を油ポンプの吸込み側に戻します。
噴射圧力を保ったまま燃焼量を絞れるので、非戻り油形より油量調節範囲が広くなります。
4:× 正しい記述です。
スタビライザ(保炎器)は、燃料噴流と空気が最初に混ざる部分で、空気に渦流や旋回流を与えます。
これにより燃料と空気の接触が速まり、着火が確実になって燃焼が安定します。
5:× 正しい記述です。
ガンタイプ油バーナは、ファンと圧力噴霧式油バーナを一体に組み合わせたものです。
蒸発量が3t/h程度以下の比較的小容量のボイラーに多く使われます。
【ポイント】
油を微粒化する力は、圧力噴霧式は「油の圧力」、蒸気(空気)噴霧式は「霧化媒体」、ロータリバーナは「回転するカップの遠心力」です。
バーナの種類と微粒化の方法を組み合わせて覚えましょう。