正答3
解説
正解は3です。
低炭素鋼の応力-ひずみ線図に現れる特性点の名前を問う問題です。
図では、原点から直線で立ち上がる部分の終わりにA点があります。
その少し上にB点、さらに上の最初の山の頂点にC点があります。
C点の直後で応力がいったん下がり、波打った後に再び上昇して最大値の山を作り、最後に破断しています。
【選択肢別解説】
1:× B点は比例限度ではなく弾性限度です。
C点も引張強さではありません。
引張強さは、図の右側にある最も高い山の点です。
2:× A点は弾性限度ではなく比例限度です。
また、引張強さは曲線の最高点なので、B点ではありません。
3:○ A点は、応力とひずみが比例する直線部分の上限なので比例限度です。
B点は、荷重を除くとひずみが元に戻る上限なので弾性限度です。
C点は、その後応力が下がってひずみだけが進み始める点なので降伏点(上降伏点)です。
4:× 比例限度と降伏点の間にあるB点は、降伏点ではなく弾性限度です。
C点は弾性限度ではなく降伏点です。
5:× 曲線上の特性点は、比例限度、弾性限度、降伏点の順に現れます。
A点を降伏点とするのは誤りで、C点も引張強さではありません。
【ポイント】
低炭素鋼の特性点は、原点から順に比例限度、弾性限度、上降伏点、下降伏点、引張強さ、破断点です。
引張強さは曲線の最高点の応力です。
図の右側にある大きな山の頂点が引張強さにあたります。