正答1
解説
正解は1です。
ボイラーの給水に使うディフューザポンプの運転前・起動・運転中・停止の取扱いを問う問題です。
遠心ポンプは吐出し弁を閉じた状態で起動・停止するのが基本です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤りです。
少量の水が連続して滴下する程度にパッキンを締めるのは、メカニカルシール式ではなくグランドパッキンシール式の軸です。
メカニカルシール式の軸は、水漏れがないことを確認します。
2:× 記述は正しいです。
ポンプ内や前後の配管に空気が残っていると、水を送れなかったりポンプを傷めたりします。
そのため、運転前に空気を十分に抜きます。
3:× 記述は正しいです。
起動は、吐出し弁を全閉、吸込み弁を全開にして電動機を起動します。
回転と水圧が正常になったら、吐出し弁を徐々に開いて全開にします。
4:× 記述は正しいです。
運転中は、吐出し圧力、流量、負荷電流が適正であることを確認します。
これらの異常は、ポンプや電動機の不具合の兆候になります。
5:× 記述は正しいです。
停止するときは、吐出し弁を徐々に閉めて全閉にしてから電動機を止めます。
ボイラー側からの逆流やウォータハンマを防ぐためです。
【ポイント】
グランドパッキンシール式は「少量の水が滴下し、締め代が残っている」ことを確認します。
メカニカルシール式は「水漏れがない」ことを確認する、と区別して覚えましょう。