ボイラーのばね安全弁の調整及び試験に関するAからDまでの記述で、正しいもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A 調整ボルトを定められた位置に設定した後、ボイラーの圧力をゆっくり上昇させて安全弁を作動させ、吹出し圧力及び吹止まり圧力を確認する。
B 吹下がり圧力は、吹出し圧力と吹止まり圧力との和の平方根である。
C 最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合、各ボイラーの安全弁は、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に調整する。
D 安全弁の手動試験は、最高使用圧力の50%以上の圧力で行う。
正答2
解説
正解は2です。
ばね安全弁の調整と試験について、A〜Dの記述の正誤を判断する問題です。
【記述別解説】
A:○ 調整ボルトを定められた位置にしたら、圧力をゆっくり上げて安全弁を作動させます。
そのうえで、吹出し圧力と吹止まり圧力を確認します。
B:× 吹下がり圧力の定義が誤りです。
吹下がり圧力は、吹出し圧力と吹止まり圧力との差です。
和の平方根ではありません。
C:○ 最高使用圧力の高い方に合わせると、低い方のボイラーが最高使用圧力を超えるおそれがあります。
そのため、最高使用圧力の最も低いボイラーを基準に、各ボイラーの安全弁を調整します。
D:× 試験圧力の基準が誤りです。
安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行います。
正しいのはAとCなので、組合せ「A,C」の肢2が正解です。
【選択肢別解説】
1:× 誤りの記述Bを含むので該当しません。
2:○ 正しい記述AとCだけを挙げた組合せです。
3:× 誤りの記述Dを含むので該当しません。
4:× 誤りの記述BとDを含むので該当しません。
5:× BとDはどちらも誤りの記述です。
【ポイント】
吹下がり圧力は「吹出し圧力-吹止まり圧力」です。
安全弁の手動試験は「最高使用圧力の75%以上」と数値で覚えましょう。