鋼製蒸気ボイラー(小型ボイラーを除く。)の水面測定装置に関する次の文中の 内に入れるAからDまでの語句又は数値の組合せとして、法令上、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。
「ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合には、ガラス水面計のガラス管取付位置と同等の高さの範囲において A 個以上取り付けなければならない。ただし、 B 以下で、かつ、伝熱面積が C ㎡未満の蒸気ボイラーにあっては、その数を D 個とすることができる。」
A B C D
正答3
解説
正解は3です。
ガラス水面計でない水面測定装置として験水コックを設ける場合の規定を、ボイラー構造規格第72条で確認する問題です。
同条第1項は、験水コックをガラス水面計のガラス管取付位置と同等の高さの範囲に3個以上取り付けるよう定めています。
ただし、胴の内径が750mm以下で、かつ伝熱面積が10m²未満の蒸気ボイラーは、その数を2個とすることができます。
したがって、Aは3、Bは「胴の内径が750mm」、Cは10、Dは2が入ります。
【選択肢別解説】
1:× Aの2、Bの「最高使用圧力が1MPa」、Cの14、Dの1がいずれも条文と異なります。
2:× Cの10とDの2は正しいものの、Aは2ではなく3です。
Bも最高使用圧力ではなく胴の内径による条件です。
3:○ A=3、B=胴の内径が750mm、C=10、D=2で、ボイラー構造規格第72条第1項の規定と一致します。
4:× Aの3は正しいものの、Bの「最高使用圧力が0.5MPa」、Cの14、Dの1が条文と異なります。
5:× A、B、Dは正しいものの、Cは14ではなく10です。
【ポイント】
験水コックは「原則3個以上、胴の内径750mm以下かつ伝熱面積10m²未満なら2個」です。
験水コックの最下位のものは、安全低水面の位置に取り付けることもあわせて覚えましょう。