正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
ボイラーに生じる腐食や損傷の名称と現象の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
苛性ぜい化は、狭い隙間でボイラー水が濃縮しアルカリ濃度が高くなり、結晶粒界に割れが生じる現象です。
2:○ 適切でない記述です。
外側からの圧力で円筒や球体が急激に押しつぶされて裂ける現象は、クラックではなく圧かいです。
クラックは、繰返し応力や熱応力などによって材料に生じる割れのことです。
3:× 適切な記述です。
グルービングは、曲げ応力や溶接による応力が集中する箇所に生じる、細長い溝状の局部腐食です。
4:× 適切な記述です。
膨出は、過熱で強度が下がった水管などが内部の圧力に耐えきれず、外側へ膨れ出る現象です。
5:× 適切な記述です。
鋳鉄製セクションの割れは、無理な締付けや不均一な加熱、急熱急冷による不同膨張などが原因です。
【ポイント】
外圧でつぶれるのが「圧かい」、内圧で外へ膨れるのが「膨出」と対で覚えます。
圧かいは炉筒や火室、膨出は水管や胴などに生じます。