正答5
解説
正解は5です。
ボイラーの通風に用いるファン(送風機)の形式と特徴を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
通風用のファンは、風圧は比較的低くてもよいかわりに、大きな送風量が必要です。
誘引ファンは高温で灰を含む燃焼ガスを扱うので、摩耗や腐食に強いことが求められます。
2:× 正しい記述です。
多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、短く幅の広い前向きの羽根を多数取り付けたものです。
効率は低くなります。
3:× 正しい記述です。
多翼形ファンは小形、軽量、安価ですが、羽根が薄く強度が低いので、高温、高圧、高速の送風には適しません。
4:× 正しい記述です。
後向き形ファンは、羽根車の主板と側板の間に8~24枚の後向きの羽根を設けたものです。
効率が良く、大容量の送風に適します。
5:○ 誤りです。
ラジアル形ファンは、摩耗や腐食に弱いのではなく強いファンです。
平面状の羽根を放射状に取り付けた簡単な形状なので強度があり、羽根(プレート)の取替えも容易です。
そのため、灰を含む燃焼ガスを扱う用途に向いています。
効率は後向き形ファンに及ばず、「効率は良い」という部分も特徴としては適切ではありません。
【ポイント】
多翼形は「小形・安価だが効率が低い」、後向き形は「効率が良く大容量向き」、ラジアル形は「摩耗や腐食に強い」と特徴を対比して覚えましょう。