正答2
解説
正解は2です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(適切でない記述)です。
ボイラーの給水ポンプには、遠心ポンプ(ディフューザポンプ・渦巻ポンプ)と、渦流ポンプ(円周流ポンプ)などがあります。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
吐出量を絞り過ぎると、ポンプ内の水がかき回されて温度が上がります。
過熱防止装置は、水の一部を吸込み側へ戻してこれを防ぎます。
2:○ 羽根車の周辺に案内羽根がある遠心ポンプは、渦流ポンプではなくディフューザポンプです。
渦流ポンプは円周流ポンプとも呼ばれ、案内羽根を持ちません。
小さい駆動動力で高い揚程が得られ、小容量の蒸気ボイラーなどの給水に用いられます。
3:× 適切な記述です。
ディフューザポンプは、段数を増やすほど吐出し圧力を高められます。
そのため、高圧のボイラーには多段ディフューザポンプが適しています。
4:× 適切な記述です。
給水弁にはアングル弁又は玉形弁を用います。
給水逆止め弁には、リフト式やスイング式の逆止め弁を用います。
5:× 適切な記述です。
給水弁をボイラーに近い側、給水逆止め弁を給水ポンプに近い側に取り付けます。
こうすると、逆止め弁が故障しても、給水弁を閉じてボイラー圧力をかけたまま修理できます。
【ポイント】
「案内羽根あり=ディフューザポンプ(高圧・多段向き)」「案内羽根なし=渦巻ポンプ(低圧向き)」と区別します。
渦流ポンプは「小容量・高揚程」が特徴です。