ボイラー水のブローに関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A ブロー装置は、スケールやスラッジにより詰まることがあるので、適宜吹出しを行ってその機能を維持する。
B 水冷壁のブローは、いかなる場合も運転中に行ってはならない。
C 間欠ブローは、ボイラー水に浮遊している微細な粒子を排出し、ボイラー水の濃度を一定に保つことが目的である。
D 直列に設けられている2個の吹出し弁又はコックを閉じるときは、急開弁を先に操作する。
正答1
解説
正解は1です。
ボイラー水の吹出し(ブロー)の目的と、吹出し弁の操作が問われています。
【記述別解説】
A:○ ブロー装置は、スケールやスラッジで詰まることがあります。
適宜吹出しを行って、いつでも使える状態に保ちます。
B:○ 水冷壁の吹出しは、いかなる場合も運転中に行ってはいけません。
運転中に吹き出すと、水冷壁管内の水の循環が乱れ、管が過熱するおそれがあるためです。
C:× ボイラー水の濃度を一定に保つことを目的とするのは、間欠ブローではなく連続ブローです。
間欠ブローの主な目的は、ドラム底部などにたまったスラッジを排出することです。
D:× 直列の2個の吹出し弁を閉じるときは、漸開弁を先に閉じ、その後に急開弁を閉じます。
「急開弁を先」とする点が誤りです。
開くときは急開弁を先に開き、吹出し量の調節は漸開弁で行います。
【選択肢別解説】
1:○ 適切なAとBだけを挙げた組合せです。
2:× 誤っているCを含むため、不適切です。
3:× 誤っているDを含むため、不適切です。
4:× 誤っているCを含み、適切なBが欠けています。
5:× CとDはどちらも誤りです。
【ポイント】
吹出し弁は「開くときは急開弁が先」「閉じるときは漸開弁が先」と覚えます。
こうすると急開弁は流れのない状態で開閉でき、弁座が傷みにくくなります。