ボイラーの特殊燃料に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A バガスは、パルプ工場の原木の皮をむいた際に生じる樹皮である。
B 工場廃棄物を燃料として使用する場合は、燃焼排出ガスによる腐食防止対策などが必要である。
C 石油コークスは、原油から揮発油、灯油などを分留した残渣を熱分解処理して得た固形残渣で、石炭より着火性及び燃焼性が良い。
D RPFは、産業廃棄物の廃紙や廃プラスチックを原料として固形化した燃料である。
正答5
解説
正解は5です。
ボイラーに使われる特殊燃料(バガス・工場廃棄物・石油コークス・RPF)について、A〜Dの正誤を判断する問題です。
【記述別解説】
A:× 不適切です。
バガスは、さとうきびから砂糖を搾った後の搾りかすです。
パルプ工場で原木の皮をむいた際に出る樹皮は、バークといいます。
B:○ 適切です。
工場廃棄物には塩素などを含むものがあり、燃焼排ガスによる腐食への対策などが必要です。
C:× 不適切です。
石油コークスは、原油の分留残渣を熱分解処理して得た固形残渣です。
揮発分が少ないので、石炭より着火性と燃焼性が「良い」のではなく「悪い」燃料です。
D:○ 適切です。
RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)は、産業廃棄物の廃紙や廃プラスチックを原料に固形化した燃料です。
適切なのはBとDなので、正答は5です。
【選択肢別解説】
1:× 誤ったAを含むため、該当しません。
2:× AとCはどちらも誤りなので、該当しません。
3:× 誤ったAとCを含むため、該当しません。
4:× 誤ったCを含み、適切なDを欠くため、該当しません。
5:○ 適切なBとDだけの組合せで、これが正答です。
【ポイント】
バガス=さとうきびの搾りかす、バーク=樹皮、黒液=パルプ製造の廃液、と原料を区別して覚えます。