正答1
解説
正解は1です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ばね安全弁と逃がし弁の取付け位置、調整、試験の方法を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:○ この記述が誤りです。
過熱器用安全弁は、本体の安全弁より先に作動するよう調整する点は適切です。
しかし取付け位置は入口側ではなく、過熱器の出口付近です。
出口から蒸気を逃がすことで過熱器内に蒸気が流れ、過熱器の焼損を防ぎます。
2:× 記述は適切です。
エコノマイザの逃がし弁は、必要な場合に出口に取り付けます。
本体の安全弁より高い圧力で作動するように調整します。
3:× 記述は適切です。
安全弁の試験では、調整ボルトを所定の位置に設定してから圧力をゆっくり上げます。
吹出し圧力と吹止まり圧力を確認し、必要なら吹下がり圧力を調整します。
4:× 記述は適切です。
最高使用圧力の異なるボイラーが連絡している場合は、最も低い最高使用圧力を基準に調整します。
そうしないと、最高使用圧力の低いボイラーが過圧になるおそれがあります。
5:× 記述は適切です。
安全弁の手動試験は、最高使用圧力の75%以上の圧力で行います。
【ポイント】
過熱器用安全弁は「出口付近に付け、本体の安全弁より先に作動」と覚えます。
ボイラー構造規格第63条第1項は、過熱器の出口付近に安全弁を備えることを定めています。
ボイラー則第28条第1項第2号は、胴の安全弁より先に作動させることを定めています。