正答3
解説
正解は3です。
ボイラーの落成検査、検査証の有効期間、休止・廃止の手続など、検査と検査証に関する規定を問う問題です。
この問題は法令上適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長の落成検査を受けなければなりません(ボイラー則第14条第1項)。
監督署長が検査の必要がないと認めたボイラーは除かれます。
2:× 適切な記述です。
ボイラーの使用を廃止したときは、遅滞なく、ボイラー検査証を所轄労働基準監督署長に返還しなければなりません(第48条)。
3:○ 報告先が誤りです。
休止しようとする期間が検査証の有効期間を経過した後にわたるときは、有効期間中にその旨を所轄労働基準監督署長に報告します(第45条)。
所轄労働局長ではありません。
4:× 適切な記述です。
ボイラー検査証の有効期間は1年です(第37条第1項)。
登録性能検査機関は、性能検査の結果により1年未満又は1年を超え2年以内の期間を定めて更新できます(第38条第2項)。
5:× 適切な記述です。
使用を廃止したボイラーを再び設置しようとする者は、使用検査を受けなければなりません(第12条第1項第3号)。
出題当時、使用検査を行うのは登録製造時等検査機関でした。
【ポイント】
落成検査、休止の報告、使用再開検査、検査証の返還は、いずれも所轄労働基準監督署長が相手です。
なお、2026年4月1日施行の規則では、使用検査を行う機関の名称は「登録設計審査等機関」に改められています。