ボイラー(小型ボイラーを除く。)に関する次の文中の□内に入れるA及びBの語句の組合せとして、法令上、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。
「所轄労働基準監督署長は、Aに合格したボイラー又は当該検査の必要がないと認めたボイラーについて、ボイラー検査証を交付する。
ボイラー検査証の有効期間は、Bに合格したボイラーについて更新される。」
正答2
解説
正解は2です。
ボイラー検査証の交付と、その有効期間の更新に必要な検査を問う問題です。
ボイラーは、製造から設置、使用継続までの各段階で、法令に定められた検査を受けます。
【選択肢別解説】
1:× Bが誤りです。
使用検査は、輸入したボイラーや、使用を廃止したボイラーを再び設置する場合などに受ける検査です。
検査証の有効期間を更新する検査ではありません。
2:○ 正しい組合せです。
ボイラー及び圧力容器安全規則第15条により、所轄労働基準監督署長は落成検査に合格したボイラーにボイラー検査証を交付します。
有効期間は、第38条により性能検査に合格したボイラーについて更新されます。
3:× AとBの両方が誤りです。
構造検査は、製造したボイラーの構造を都道府県労働局長などが確かめる検査です。
設置したボイラーに所轄労働基準監督署長が検査証を交付するのは、構造検査ではなく落成検査に合格したときです。
4:× Aが誤りです。
設置後に所轄労働基準監督署長が行い、検査証の交付につながるのは落成検査です。
5:× Aが誤りです。
使用検査に合格した後、設置して落成検査に合格して初めてボイラー検査証が交付されます。
【ポイント】
ボイラー検査証は落成検査の合格で交付され、有効期間は原則1年です(第37条)。
性能検査に合格すると有効期間が更新され、検査の結果により1年未満又は1年を超え2年以内の期間で更新されることもあります。