次の文中の[ ]内に入れるAからCまでの語句の組合せとして、正しいものは(1)〜(5)のうちどれか。
「燃料の工業分析では、[A]を気乾試料にして、水分、灰分及び[B]の質量を測定し、残りを[C]とみなす。」
正答2
解説
正解は2です。
燃料の工業分析の対象と、測定する項目を問う穴埋め問題です。
【空欄別解説】
A:工業分析は、石炭などの固体燃料を対象とする分析です。
B:気乾試料について、水分、灰分及び揮発分の質量を測定します。
C:全体からこれらを差し引いた残りを、固定炭素とみなします。
【選択肢別解説】
1:× Aの固体燃料は正しいですが、BとCが逆です。
測定するのは揮発分で、残りとみなすのが固定炭素です。
2:○ A=固体燃料、B=揮発分、C=固定炭素で、すべて正しい組合せです。
3:× 工業分析は液体燃料には用いません。
液体燃料の組成は、炭素や水素などの割合を示す元素分析で表します。
4:× Aの液体燃料が誤りです。
また、BとCに入るのは揮発分と固定炭素で、炭素分ではありません。
5:× 工業分析は気体燃料には用いません。
気体燃料の組成は、メタンなど成分ガスの割合を示す成分分析で表します。
【ポイント】
工業分析は固体燃料が対象で、水分・灰分・揮発分を測り、残りを固定炭素とします。
固定炭素と揮発分の比を燃料比といい、石炭の性質を表す目安になります。