正答3
解説
正解は3です。
ボイラー清缶剤の使用目的を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
清缶剤は、ボイラー水に直接注入してスケールや腐食を防ぐ薬剤です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
脱酸素剤を用いて、給水中の溶存酸素を除去し、腐食を防ぎます。
2:× 正しい記述です。
軟化で生じた泥状沈殿物の結晶が成長して固いスケールになるのを防ぎます。
3:○ 誤った記述です。
清缶剤は、スラッジを溶解させるものではありません。
硬度成分を不溶性のスラッジに変え、スケールとして固着しないようにして、吹出しで排出します。
4:× 正しい記述です。
ボイラー水のpH(水素イオン指数)や酸消費量を調整して、腐食を抑制します。
5:× 正しい記述です。
低圧ボイラーでは、ボイラー水中のシリカを可溶性の化合物に変えて、スケール化を防ぎます。
【ポイント】
清缶剤の働きは、軟化、スラッジ調整、pH調整、脱酸素、シリカの可溶化です。
スラッジは溶かすのではなく、固着させずに吹き出して取り除きます。