正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
吹出し装置の弁の種類と取付け方を問う問題です。
吹出し弁は、スラッジなどの沈殿物がたまらない構造であることが求められます。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
玉形弁やアングル弁は弁の内部で流れが曲がり、スラッジがたまりやすいため吹出し弁には適しません。
正しくは「吹出し弁には仕切弁又はY形弁が用いられる」です。
ボイラー構造規格第79条第2項も、吹出し弁を沈殿物がたまらない構造とするよう定めています。
2:× 正しい記述です。
最高使用圧力1MPa未満のボイラーでは、吹出し弁の代わりに吹出しコックが用いられることが多くあります。
3:× 正しい記述です。
大形や高圧のボイラーでは、吹出し弁を2個直列に設けます。
ボイラーに近い第一吹出し弁を急開弁、遠い第二吹出し弁を漸開弁とします。
4:× 正しい記述です。
連続運転するボイラーでは、連続吹出し装置で少しずつボイラー水を排出し、不純物の濃度を一定に保ちます。
5:× 正しい記述です。
溶解した不純物は水面付近で濃縮されやすいため、連続吹出し管は胴や蒸気ドラムの水面近くに取り付けます。
【ポイント】
底部の沈殿物を排出する間欠吹出しと、水面付近の濃縮水を排出する連続吹出しを区別しましょう。
吹出し弁は「仕切弁・Y形弁」、玉形弁・アングル弁は不適と覚えます。