正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
伝熱は、熱伝導・熱伝達・放射伝熱の三つの形に分けて考えます。
それぞれの定義を正確に区別できるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
温度差があると、熱は高温部から低温部へ移動します。
この現象全体を伝熱と呼びます。
2:× 正しい記述です。
伝熱作用は、熱伝導、熱伝達、放射伝熱の三つに分類されます。
3:○ これが誤りです。
物体の内部で高温部から低温部へ順次熱が伝わる現象は、熱伝達ではなく熱伝導です。
熱伝達は、流体と固体壁面との間で熱が移動する現象をいいます。
4:× 正しい記述です。
放射伝熱は、高温の物体が出す電磁波(熱放射)によって、空間を隔てた物体へ熱が伝わる現象です。
火炎から炉壁の水管へ伝わる熱がその代表です。
5:× 正しい記述です。
高温流体から固体壁を通して低温流体へ熱が移る現象を、熱貫流又は熱通過といいます。
熱伝達、熱伝導、熱伝達が組み合わさった熱移動です。
【ポイント】
「固体の内部」は熱伝導、「流体と壁面の間」は熱伝達と覚えます。
燃焼ガスから水へ熱が伝わる全体の流れが熱貫流です。