正答5
解説
正解は5です。
ボイラー取扱作業主任者の選任に用いる伝熱面積の算定方法を問う問題です。
ボイラー及び圧力容器安全規則第24条第2項により、貫流ボイラーは伝熱面積に10分の1を乗じます。
廃熱ボイラーのように火気以外の高温ガスを加熱に利用するボイラーは、2分の1を乗じます。
電気ボイラーは、出題当時の同規則第2条第4号により、電力設備容量20kWを1㎡とみなして換算します。
【計算】
(1)鋳鉄製温水ボイラーは、伝熱面積をそのまま用いるので15㎡です。
(2)炉筒煙管ボイラーも、そのまま用いるので20㎡です。
(3)電気ボイラーは、450kW÷20kW=22.5なので22.5㎡です。
(4)貫流ボイラーは、240㎡×1/10=24㎡です。
(5)廃熱ボイラーは、50㎡×1/2=25㎡です。
【選択肢別解説】
1:× 15㎡で、5つの中で最も小さい値です。
伝熱面積14㎡以下の温水ボイラーは算入しない扱いですが、これは15㎡なのでそのまま算入します。
2:× 20㎡で、廃熱ボイラーの25㎡より小さくなります。
3:× 450kWを20kWで1㎡として換算すると22.5㎡で、廃熱ボイラーの25㎡より小さくなります。
4:× 数値は240㎡と最大ですが、貫流ボイラーは10分の1で算定するので24㎡になります。
5:○ 50㎡に2分の1を乗じて25㎡となり、5つの中で最も大きくなります。
【ポイント】
貫流ボイラーは10分の1、廃熱ボイラーは2分の1、電気ボイラーは電力設備容量を面積に換算、の3つを押さえましょう。
なお、2023年12月18日施行の改正で、電気ボイラーは60kWを1㎡とみなす換算に変わりました。
改正後の基準では450kWの電気ボイラーは7.5㎡になりますが、この問題の答えは変わりません。