次の文中の 内に入れるA及びBの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。
「暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーでは、一般に復水を循環して使用し、給水管はボイラーに直接接続しないで A に取り付け、 B を防止する。
A B
正答3
解説
正解は3です。
暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーでは、蒸気が凝縮した復水を返り管でボイラーへ戻して循環使用します。
給水管はボイラーに直接つながず返り管に取り付け、低水位事故を防止します。
この接続方法はハートフォード式連結法と呼ばれます。
【選択肢別解説】
1:× Aの逃がし管が誤りです。
逃がし管は温水ボイラーの圧力上昇を逃がす管で、給水管を取り付ける場所ではありません。
Bも低水位事故が正しい語句です。
2:× Aの返り管は正しいものの、Bが誤りです。
給水管を返り管に取り付ける目的は、給水圧力の昇圧防止ではなく低水位事故の防止です。
3:○ Aに返り管、Bに低水位事故が入ります。
給水管を返り管に取り付けることで、ボイラー水位の異常低下による事故を防ぎます。
4:× Aの受水槽が誤りです。
給水管は受水槽ではなく、ボイラーへ復水を戻す返り管に取り付けます。
5:× Aの膨張管が誤りです。
膨張管は温水ボイラーで水の膨張分を膨張タンクへ逃がす管です。
Bも給水圧力の昇圧防止ではありません。
【ポイント】
「暖房用鋳鉄製蒸気ボイラー=給水管は返り管に取り付ける=低水位事故防止(ハートフォード式連結法)」をセットで覚えます。
逃がし管や膨張管は温水ボイラー側の用語なので、混同しないようにします。