ボイラーの点火前に行う点検・準備に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。
A ボイラー水位は、水面計で常用水位を確認し、水位が高いときは吹出しにより水位調整する。
B 水位検出器は、水位を上下させて機能に問題がないか確認し、設定された水位の上限で正確に給水ポンプが起動することを確認する。
C 水部に験水コックがあるボイラーは、その験水コックから水が噴き出さないことを確認する。
D 煙道の各ダンパは全開にした上で、プレパージする。
正答4
解説
正解は4です。
この問題は、点火前の点検・準備について、適切な記述の組合せを問うものです。
【記述別解説】
A:○ 適切な記述です。
水面計で水位が常用水位にあることを確認し、高すぎるときは吹出しを行って調整します。
B:× 「上限で給水ポンプが起動」とする点が誤りです。
水位を上下させて、設定された下限で給水ポンプが起動し、上限で停止することを確認します。
C:× 「水が噴き出さないこと」を確認する点が誤りです。
水部にある験水コックは、開いたときに水が噴き出すことを確認します。
水が出なければ、その高さまで水がないことを意味します。
D:○ 適切な記述です。
煙道の各ダンパを全開にしてファンを運転し、炉内と煙道内のガスを追い出すプレパージを行います。
ボイラー及び圧力容器安全規則(ボイラー則)第30条も、点火前に燃焼室と煙道の内部を十分に換気するよう定めています。
適切なのはAとDなので、正答は(4)です。
【選択肢別解説】
1:× Bが誤りを含みます。
2:× Cが誤りを含み、Dが抜けています。
3:× Cが誤りを含みます。
4:○ 適切なAとDだけを挙げた組合せです。
5:× Bが誤りを含み、Aが抜けています。
【ポイント】
点火前は「水位の確認」「給水装置の作動確認」「ダンパ全開でのプレパージ」が基本です。
給水ポンプは水位の下限で起動し、上限で停止します。