正答5
解説
正解は5です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
ボイラーの休止中の保存法のうち、満水保存法を問う問題です。
満水保存法は、ボイラー内を保存水で満たし、空気との接触を断って腐食を防ぐ方法です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は適切です。
燃焼側や煙道は、すすや灰を完全に除去してから、防錆油や防錆剤などを塗布して腐食を防ぎます。
2:× 記述は適切です。
満水保存法は、休止期間がおおむね3か月程度以内の場合に採用されます。
3:× 記述は適切です。
保存水が凍結すると、ボイラーが損傷するおそれがあります。
このため、凍結のおそれがあるときは採用できません。
4:× 記述は適切です。
満水保存剤は、所定の濃度になるよう、連続して又は間欠的にボイラーに注入します。
5:○ この記述が誤りです。
保存水の管理では、月に1~2回、水素イオン指数(pH)だけでなく、鉄分や薬剤の濃度も測定します。
これらを所定の値に維持します。
「pHのみ」とした点が誤りです。
【ポイント】
満水保存法は「3か月程度以内」「凍結のおそれがあれば不可」「pH・鉄分・薬剤濃度を月1~2回測定」と覚えましょう。
長期の休止や凍結のおそれがある場合は、乾燥保存法を用います。