単純軟化法における残留硬度と処理水量の関係を示す次のグラフにおいて、A(横軸)、B(縦軸)に入る語句及びP点(名称)について、適切な組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A B P点
正答2
解説
正解は2です。
軟化装置(単純軟化法)で処理水量を増やしていったときの、処理水の残留硬度の変化を表すグラフを読む問題です。
単純軟化法は、強酸性陽イオン交換樹脂で水中のカルシウムやマグネシウムを取り除く方法です。
【図の読み取り】
グラフでは、横軸Aの量が増えても縦軸Bの値はしばらくほぼ横ばいで、わずかに上がるだけです。
P点を過ぎると縦軸Bの値が急に増え、その後は高い値で横ばいになります。
処理を続けると樹脂の交換能力が尽き、ある点から処理水の硬度が急に上がることを表しています。
したがって、横軸Aは処理水量、縦軸Bは残留硬度、P点は貫流点です。
【選択肢別解説】
1:× 横軸と縦軸は正しいものの、P点の名称は臨界点ではなく貫流点です。
2:○ 横軸Aが処理水量、縦軸Bが残留硬度、P点が貫流点で、すべて適切です。
3:× P点の名称は飽和点ではなく貫流点です。
4:× 横軸と縦軸が逆です。
処理水量の増加に伴う残留硬度の変化を示すので、横軸が処理水量です。
5:× P点の名称は正しいものの、横軸と縦軸が逆です。
【ポイント】
貫流点を超えると残留硬度は著しく増加するので、貫流点に達したら通水をやめて再生を行います。
再生には一般に食塩水を用います。