表面利率(クーポンレート)2%、残存期間4年の固定利付債券を額面100円当たり105円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。
なお、税金等は考慮しないものとし、計算結果は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。
正答1
解説
正解は1です。
固定利付債券の最終利回り(年率・単利)を計算する問題です。
最終利回りは、満期まで保有した場合の1年あたりの収益を購入価格で割って求めます。
【計算】
最終利回り={表面利率+(額面-購入価格)÷残存期間}÷購入価格×100
1年あたりの償還差損=(100円-105円)÷4年=-1.25円
1年あたりの収益=2円-1.25円=0.75円
最終利回り=0.75円÷105円×100=0.714…%
小数点以下第3位を四捨五入して0.71%です。
【選択肢別解説】
1:○ 上の計算のとおり、最終利回りは0.71%です。
額面より高い価格で買ったため、償還差損の分だけ利回りが表面利率より低くなっています。
2:× 0.75%は、1年あたりの収益0.75円を額面100円で割った値です。
利回りの分母は額面ではなく購入価格の105円です。
3:× 0.79%は、正しい計算からは導かれない値です。
1年あたりの収益0.75円を購入価格105円で割ると0.71%になります。
【ポイント】
額面より高く買う(オーバーパー)と償還差損が生じ、利回りは表面利率より低くなります。
額面より安く買う(アンダーパー)と償還差益が生じ、利回りは表面利率より高くなります。