正答2
解説
正解は2です。
この問題は吃音の評価項目でないものを選ぶので、○ が答え(評価項目ではないもの)です。
吃音の評価では、吃音症状の頻度や種類に加えて、症状がどのような条件で変化するかを調べます。
【選択肢別解説】
1:× 一貫性は吃音の評価項目です。
同じ文章を繰り返し音読したとき、同じ語や音で吃音が起こる傾向(一貫性効果)を調べます。
2:○ 妥当性は、検査が測りたいものを正しく測れているかを示す、検査そのものの性質です。
吃音の症状を評価する項目ではありません。
3:× 適応性は吃音の評価項目です。
同じ文章を繰り返し音読するうちに、吃音の頻度が減っていく傾向(適応性効果)を調べます。
4:× 非流暢性は吃音の評価項目です。
音や音節の繰り返し、引き伸ばし、ブロックなどの非流暢性の種類と頻度を評価します。
5:× 被刺激性は吃音の評価項目です。
斉読や速度を落とした発話など、条件を変えたときに吃音が軽減するかを調べ、訓練の手がかりにします。
【ポイント】
吃音の中核症状は、音の繰り返し、引き伸ばし、ブロック(阻止)の3つです。
一貫性効果と適応性効果は、吃音の評価に特有の用語として押さえておきましょう。
【用語】
吃音:話すときに音の繰り返しや引き伸ばしなどが目立つ、発話の流暢性の障害である。
一貫性:同じ文章を繰り返し読むとき、同じ語で吃音が起こりやすい傾向である。
適応性:同じ文章を繰り返し読むうちに、吃音が減っていく現象である。
被刺激性:吃音が、状況や話し方の工夫によって軽くなる性質である。
非流暢性:発話が滑らかに流れず、つかえや繰り返しが生じる性質である。
妥当性:検査が測ろうとしているものを、実際に正しく測れている程度のことである。