正答1
解説
正解は1です。
血液検査の項目のうち、栄養状態の評価に使われるものを問う問題です。
この問題は栄養状態の指標とならないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:○ CRP(C反応性蛋白)は栄養状態の指標になりません。
体内の炎症や感染の程度を示す指標です。
2:× アルブミンは栄養状態の指標になります。
肝臓で作られる蛋白質で、低栄養が続くと低下する代表的な指標です。
3:× ヘモグロビンは栄養状態の指標になります。
鉄やたんぱく質が不足すると低下し、貧血の有無を評価できます。
4:× 血糖は栄養状態の指標になります。
エネルギーの摂取や代謝の状態を反映します。
5:× コレステロールは栄養状態の指標になります。
低栄養では総コレステロールが低下します。
【ポイント】
炎症があるとアルブミンは低下しやすいため、CRPは栄養の指標を解釈するときの参考として用いられます。
短期間の栄養状態の変化をみるには、半減期の短いプレアルブミン(トランスサイレチン)が用いられます。
【用語】
CRP:C反応性蛋白の略で、体内の炎症の強さを示す血液検査の項目である。
アルブミン:血液中にもっとも多いたんぱく質で、栄養状態の指標になる。
ヘモグロビン:赤血球の中にある酸素を運ぶたんぱく質で、低下すると貧血を示す。
コレステロール:脂質の一種で、細胞膜やホルモンの材料となり、栄養状態の指標にもなる。