正答1
解説
正解は1です。
類型論は、人の性格をいくつかの典型的な型に分けて理解する考え方です。
人名と、その人が提唱した類型の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ ユングは心のエネルギーが向かう方向によって、性格を外向型と内向型に分けました。
2:× シェルドンは体格を内胚葉型・中胚葉型・外胚葉型に分けて気質と結びつけました。
攻撃型という類型は提唱していません。
3:× クレッチマーは体格を細長型・肥満型・闘士型に分け、それぞれ分裂気質・躁うつ気質・粘着気質と対応させました。
理論型はシュプランガーの類型です。
4:× オルポートは類型論ではなく、性格を特性の組み合わせで捉える特性論の代表的研究者です。
権力型はシュプランガーの類型です。
5:× フロムは社会的性格を受容型・搾取型・貯蔵型・市場型・生産型に分けました。
審美型はシュプランガーの類型です。
【ポイント】
シュプランガーは価値観により、理論型・経済型・審美型・社会型・権力型・宗教型の6類型を示しました。
選択肢3〜5の類型はいずれもシュプランガーのものです。
【用語】
特性論:性格を複数の特性の組み合わせとその程度でとらえ、量的に記述しようとする考え方である。
シュプランガー:人が価値を置く領域に注目し、理論型・経済型・審美型・社会型・権力型・宗教型の6つの類型を提唱した。
クレッチマー:体格と気質の関係に注目し、細長型・肥満型・闘士型に分けたドイツの精神科医である。
シェルドン:体型を内胚葉型・中胚葉型・外胚葉型に分け、それぞれに対応する気質を考えた米国の心理学者である。
社会的性格:ある社会の成員の多くに共通してみられる性格のことで、フロムが提唱した概念である。