正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3と4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
記述統計の基本的な指標の意味を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
正規分布は左右対称なので、平均値・中央値・最頻値がすべて一致します。
2:× 記述は正しいです。
分散は各データと平均値との差を2乗して平均したもので、データのばらつきの大きさを表します。
3:○ 記述が誤りです。
標準偏差は分散の平方根で、ばらつきの指標です。
偏差値は平均を50、標準偏差を10に換算した得点で、集団内の位置を表すものであり同義ではありません。
4:○ 記述が誤りです。
ピアソンの積率相関係数は0から1ではなく、-1から+1の範囲の値をとります。
負の値は負の相関を表します。
5:× 記述は正しいです。
歪度は分布の左右非対称の程度を表し、分布の形を示す指標です。
【ポイント】
偏差値=50+10×(得点-平均)÷標準偏差です。
相関係数は絶対値が1に近いほど相関が強く、0なら無相関です。
【用語】
標準偏差:分散の平方根で表されるデータのばらつきの大きさの指標で、元のデータと同じ単位をもつ。
ピアソンの積率相関係数:2つの変数の直線的な関係の強さと向きを表す指標で、正負の符号で関係の向きを示す。
歪度:データの分布が左右どちらかに偏っている程度を示す指標で、左右対称ならほぼ0になる。
中央値:データを大きさの順に並べたとき、ちょうど真ん中に位置する値である。
正規分布:平均値を中心に左右対称の釣り鐘型を描く分布で、多くの測定値の近似に用いられる。