正答4
解説
正解は4です。
言語聴覚療法などの対象となる障害と、代表的な指導法・訓練法の組み合わせを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
インリアルアプローチは、大人が子どもの自発的な表現に応じて関わり方を工夫する、言語発達障害児への会話指導法です。
2:× 正しい組み合わせです。
TEACCHプログラムは、視覚的な構造化などを用いる自閉スペクトラム症児者への包括的支援プログラムです。
3:× 正しい組み合わせです。
リッカムプログラムは、親が子どもの流暢な発話をほめ、非流暢な発話に穏やかに指摘を行う、幼児の吃音への行動療法的な指導法です。
4:○ 誤った組み合わせです。
キュードスピーチは口形に手指のサイン(キュー)を組み合わせて音を伝える方法で、聴覚障害児のコミュニケーション手段です。
認知症への訓練法ではありません。
5:× 正しい組み合わせです。
プリズム眼鏡で視野をずらして順応させるプリズム順応は、半側空間無視に対する治療法の一つです。
【ポイント】
キュードスピーチは聴覚特別支援学校などで用いられてきた聴覚障害の手段です。
障害と訓練法の組み合わせは毎年のように出題されます。
【用語】
インリアルアプローチ:大人が子どもの発信に合わせて言葉をかけ、やりとりの中で言語発達を促す会話指導法である。
TEACCHプログラム:視覚的な構造化などを用い、自閉スペクトラム症の人が暮らしやすくなるよう支援する包括的なプログラムである。
リッカムプログラム:親が日常生活の中で子どもの流暢な発話をほめ、幼児の吃音に対応する行動療法的な指導法である。
キュードスピーチ:口の形に手指のサインを組み合わせて、日本語の音を視覚的に伝えるコミュニケーション手段である。
プリズム眼鏡:視野を左右にずらすレンズを用いた眼鏡で、半側空間無視のリハビリテーションに使われる。