正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
失語症の非流暢性発話の特徴を問う問題です。
非流暢性発話はブローカ失語などでみられ、発話量が少なく努力的な話し方になります。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
音韻性錯語や語性錯語が多いのは、ウェルニッケ失語などの流暢性失語の特徴です。
2:○ 正しい選択です。
非流暢性発話では1回の発話の長さ(句の長さ)が短くなります。
3:× 誤りです。
非流暢性発話では機能語(助詞など)が脱落しやすく、実質語の割合が相対的に高くなります。
実質語の方が少なくなるのではありません。
4:× 誤りです。
非流暢性発話ではプロソディ(抑揚やリズム)が障害され、不自然になります。
5:○ 正しい選択です。
非流暢性発話では文法構造が単純化し、失文法的で単調な構文になります。
【ポイント】
流暢性の判定には、発話量、句の長さ、努力性、プロソディ、構音の誤り、錯語などをみます。
電文体のように機能語が抜けるのは失文法の典型です。
【用語】
非流暢性発話:発話量が少なく、話すのに努力を要し、途切れがちになる話し方を指す。
音韻性錯語:語の中の音を別の音に替えたり入れ替えたりして発する、失語症にみられる言い間違いである。
語性錯語:意図した語とは別の実在する語を言ってしまう、失語症にみられる言い間違いである。
プロソディ:話し言葉の抑揚・強勢・リズムなどを指す韻律のことである。
機能語:助詞や助動詞のように、文法的な関係を示すはたらきをもつ語を指す。