正答2
解説
正解は2です。
痙攣性発声障害の特徴を問う問題です。
痙攣性発声障害は、発声時に喉頭の筋が不随意に収縮する局所性ジストニアです。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
痙攣性発声障害は若年から中年の女性に多いとされています。
2:○ 正しい記述です。
声帯が過度に閉じる内転型が大部分を占め、声帯が開いてしまう外転型より多いです。
3:× 誤りです。
かつては心因性と考えられていましたが、現在は神経学的な疾患である局所性ジストニアと考えられています。
4:× 誤りです。
内転型の主症状は、発声時に声が詰まって途切れる絞扼性の声です。
呼吸苦を主症状とするものではありません。
5:× 誤りです。
音声治療だけでは寛解は得られにくいです。
治療にはボツリヌス毒素注射や甲状軟骨形成術Ⅱ型などが用いられます。
【ポイント】
内転型は声のつまりと途切れ、外転型は気息性の声の途切れが特徴です。
症状が会話で強く、笑い声や歌声では軽いことがあります。
【用語】
痙攣性発声障害:発声時に喉頭の筋が不随意に収縮し、声が詰まったり途切れたりする局所性のジストニアである。
内転型:声帯が過度に閉じて、声が詰まって途切れる痙攣性発声障害のタイプである。
外転型:声帯が過度に開いて、息が漏れて声が途切れる痙攣性発声障害のタイプである。
心因性発声障害:心理的な原因で、喉頭などに異常がないのに声が出なくなる状態である。
ジストニア:筋が不随意に持続的に収縮し、異常な姿勢や動きが生じる運動の障害である。