正答5
解説
正解は5です。
日本語の子音の構音の獲得時期を問う問題です。
構音は、両唇音や鼻音のような単純な動きの音から、舌先の精密な動きが必要な音へと獲得が進みます。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
[p]は唇を閉じて破裂させる両唇破裂音で、早期(2〜3歳ごろ)に獲得されます。
2:× 誤りです。
[d]は歯茎破裂音で、3歳ごろまでに獲得されることが多い音です。
3:× 誤りです。
[m]は両唇鼻音で、最も早期に獲得される音の一つです。
4:× 誤りです。
[k]は軟口蓋破裂音で、3歳台ごろに獲得されることが多い音です。
5:○ 正しい選択です。
[ɾ]はラ行の歯茎はじき音で、舌先のすばやく精密な動きが必要なため獲得が遅く、5〜6歳ごろになります。
【ポイント】
獲得が遅い音は、サ行[s]、ザ行[dz]、ツ[ts]、ラ行[ɾ]です。
これらの音の誤りは、4歳台ではまだ発達途上として経過をみることがあります。
【用語】
構音の獲得:幼児が言葉の音を正しく発音できるようになっていく過程を指す。
両唇破裂音:上下の唇を閉じて呼気をせき止め、一気に開放して出す子音である。
歯茎はじき音:舌先で歯茎をすばやく一度はじいて出す子音で、日本語のラ行の子音にあたる。