正答3
解説
正解は3です。
心理検査は、質問に答える質問紙法、あいまいな刺激への反応を分析する投影法、作業の結果をみる作業検査法に分けられます。
この問題は投影法でないものを選ぶので、○ が答え(投影法でない検査)です。
【選択肢別解説】
1:× 投影法です。
文章完成法(SCT)は、書き出しだけの未完成の文を自由に完成させ、その内容から心理を読み取ります。
2:× 投影法です。
絵画欲求不満テスト(P-Fスタディ)は、欲求不満場面の絵の吹き出しに答えを書かせ、攻撃の方向や型を分析します。
3:○ 投影法ではありません。
エゴグラムは交流分析の理論に基づく質問紙法で、決められた質問に「はい・いいえ」などで答えます。
4:× 投影法です。
ロールシャッハ・テストは、インクのしみの図版が何に見えるかを答えさせます。
5:× 投影法です。
絵画統覚検査(TAT)は、場面のはっきりしない絵を見て物語を作らせます。
【ポイント】
投影法の共通点は、刺激があいまいで回答の自由度が高いことです。
エゴグラムやYG性格検査、MMPIは質問紙法、内田クレペリン精神検査は作業検査法です。
【用語】
投影法:あいまいな刺激に対する反応から、心の内面を読み取る性格検査の方法である。
文章完成法:書きかけの文の続きを自由に書かせ、その内容から性格を調べる検査である。
絵画欲求不満テスト:欲求不満の場面を描いた絵に対する答えから、攻撃性などの反応の型をみる検査である。
エゴグラム:自我状態を5つの尺度に分けて、質問紙で性格の傾向をグラフにする検査である。
ロールシャッハ・テスト:インクのしみを見せて何に見えるかを答えさせ、性格をとらえる検査である。
絵画統覚検査:場面の絵を見て物語を作らせ、その内容から欲求や葛藤をとらえる検査である。