正答2
解説
正解は2です。
名詞を修飾する節(連体節)には、制限的なものと非制限的なものがあります。
制限的連体節は、修飾される名詞の範囲を絞り込みます。
非制限的連体節は、すでに特定されている名詞に情報を付け加えるだけです。
【選択肢別解説】
1:× 「窓ガラスが割れる」は「音」の中身を説明し、どんな音かを特定しています。
名詞の範囲を絞り込む働きがあり、非制限的ではありません。
2:○ 非制限的連体節です。
被修飾語の「李」は固有名詞で、すでに一人に特定されています。
「中国から参りました」はその人物について情報を付け加えているだけで、範囲を絞り込んではいません。
3:× 「山本監督が新作を制作するという」は「発表」の内容を表し、どの発表かを特定しています。
非制限的ではありません。
4:× 「田中先生が学会でなさった」は、数ある発表の中から特定の発表を絞り込む制限的連体節です。
5:× 「地震が頻発する」は、さまざまな場所の中からどのような場所かを限定する制限的連体節です。
【ポイント】
被修飾名詞が固有名詞や「私」のように一つに決まっているときは、連体節は非制限的になりやすいです。
連体節を取り除いても指す対象が変わらなければ非制限的と判断できます。
【用語】
非制限的連体節:先行する名詞の意味を限定せず、その名詞に補足的な情報を加える連体修飾の節である。
連体節:名詞を後ろから修飾する、述語を含んだ節のことである。
制限的連体節:修飾される名詞の範囲を絞り込む連体修飾の節である。