正答2
解説
正解は2です。
脊髄と末梢神経の構造を問う問題です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 脊髄神経の後根は、感覚情報を脊髄へ伝える求心性の線維からなります。
組み合わせは正しいです。
2:○ 脊髄白質は主に有髄の神経線維(軸索)が集まった部分です。
神経細胞体が集まるのは中心部の灰白質です。
組み合わせが誤りです。
3:× 脊髄神経の前根は、前角の運動ニューロンから出る遠心性の線維からなります。
組み合わせは正しいです。
4:× 顔面神経は第VII脳神経であり、12対の脳神経の一つです。
組み合わせは正しいです。
5:× 脊髄神経節(後根神経節)には感覚神経の細胞体が集まっています。
組み合わせは正しいです。
【ポイント】
前根は運動、後根は感覚という原則をベル・マジャンディの法則といいます。
脳では表層の皮質が灰白質ですが、脊髄では内側が灰白質、外側が白質と配置が逆になります。
【用語】
脊髄白質:脊髄の外側にあり、上行性や下行性の神経線維の束が通る部分である。
脊髄神経節:脊髄神経の後根にある膨らみで、感覚ニューロンの細胞体が集まる。
脊髄神経後根:脊髄の後ろ側から入る神経線維の束で、感覚情報を脊髄へ伝える。
脊髄神経前根:脊髄の前側から出る神経線維の束で、運動の指令を末梢へ伝える。