正答2
解説
正解は2です。
脳梁の各部と前交連の前後の位置関係を問う問題です。
脳梁を正中断面で前から順に見ると、吻部、膝部、体部、膨大部と並びます。
【選択肢別解説】
1:× 脳梁膝部は脳梁の前端で、前方に曲がった部分です。
最も後ろではありません。
2:○ 脳梁膨大部は脳梁の後端にある厚くふくらんだ部分です。
左右の後頭葉や頭頂葉の後部を結んでおり、選択肢の中で最も後ろにあります。
3:× 脳梁体部は膝部と膨大部の間にある脳梁の中央部分です。
膨大部よりも前にあります。
4:× 前交連は第三脳室の前壁にある交連線維で、脳梁吻部の下後方にあります。
膨大部よりもかなり前方に位置します。
5:× 脳梁吻部は膝部から下後方へ伸びる細い部分です。
脳梁の前方にあたり、最も後ろではありません。
【ポイント】
脳梁の順番は、前から吻部、膝部、体部、膨大部と覚えましょう。
膨大部の損傷は、左右の視覚情報の連絡が絶たれることで純粋失読の発症に関わります。
【用語】
脳梁膨大部:脳梁の後端にある膨らんだ部分で、左右の後頭葉などをつなぐ。
脳梁膝部:脳梁の前方で曲がった部分で、左右の前頭葉をつなぐ。
脳梁吻部:脳梁の最前下方にある、くちばしのように下へ曲がった部分である。
前交連:左右の大脳半球の側頭葉などを結ぶ、小さな交連線維の束である。