正答5
解説
正解は5です。
測定や研究の妥当性の種類を問う問題です。
妥当性とは、測定しようとしているものを実際に正しく測れているかの程度です。
【選択肢別解説】
1:× 内的妥当性は、研究で観察された結果が本当に介入によるものといえるかの程度です。
研究デザインの妥当性であり、理論との整合性を示すものではありません。
2:× 外的妥当性は、研究結果をほかの対象者や場面にどの程度一般化できるかの程度です。
理論との整合性を示すものではありません。
3:× 内容妥当性は、検査項目が測りたい領域の内容を偏りなく十分に含んでいるかの程度です。
専門家の判断などで確認します。
4:× 基準関連妥当性は、測定結果が外部の基準(既存の検査や将来の成績など)とどの程度相関するかで示されます。
理論から導かれる事実との一致とは異なります。
5:○ 構成概念妥当性は、測定結果が理論から予測される関係と矛盾しないかで確かめます。
例えば、理論上関連するはずの指標と相関し、無関係な指標とは相関しないことを示します。
【ポイント】
測定の妥当性は、内容妥当性、基準関連妥当性、構成概念妥当性の3つに分けられます。
内的妥当性と外的妥当性は、研究デザインの妥当性として区別しましょう。
【用語】
構成概念妥当性:測定結果が、理論から予測される内容と整合しているかを示す妥当性である。
内容妥当性:検査項目が、測りたい内容の範囲を適切に網羅しているかを示す妥当性である。
基準関連妥当性:測定結果が、外部の基準とどれだけ関連しているかを示す妥当性である。
内的妥当性:研究で見られた結果が、操作した要因によるものといえる程度を示す概念である。
外的妥当性:研究で得られた結果を、他の対象や状況にどこまで一般化できるかを示す概念である。