正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っている組み合わせを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
口腔・顔面の疾患と、その発生部位を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× リガ・フェーデ病は乳児の舌下部(舌小帯付近)にできる潰瘍です。
早く生えた下の前歯が舌の裏に当たって起こります。
2:○ エプーリスの発生部位は口唇ではなく歯肉です。
エプーリスは歯肉にできる良性の限局性の腫瘤の総称です。
3:× 吹き抜け骨折は、眼窩に外力が加わって眼窩の壁が折れる骨折です。
眼窩底や内側壁が骨折し、眼球運動障害や複視が起こります。
4:× ヘルパンギーナは咽頭に症状が出るウイルス感染症です。
軟口蓋から咽頭にかけて小さな水疱や潰瘍ができます。
5:× ガマ腫は口底にできる、唾液がたまった嚢胞です。
舌下腺からの唾液の流出障害によって生じます。
【ポイント】
エプーリスは「歯肉」、ガマ腫は「口底」と、部位名で区別して覚えます。
【用語】
リガ・フェーデ病:乳児の舌の下面にできる潰瘍で、生えたばかりの下の前歯がこすれて起こる。
エプーリス:歯肉にできる良性の限局性の腫瘤の総称で、歯肉腫ともいう。
吹き抜け骨折(ブローアウト骨折):眼窩に外力が加わって眼窩壁が折れる骨折で、眼球運動の障害や複視を伴うことがある。
ヘルパンギーナ:コクサッキーウイルスなどによる夏かぜの一つで、咽頭に水疱ができて発熱する。
ガマ腫:口底にできる嚢胞で、舌下腺の導管が詰まって唾液がたまることで生じる。