正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
網膜の視細胞である錐体と桿体の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 暗所視で主に働くのは桿体細胞で、記述は正しいです。
桿体細胞は光の感度が高く、わずかな光でも反応します。
2:× 錐体細胞の感度は周囲の明るさによって変化し、記述は正しいです。
明るさに合わせて感度を調節することを明順応・暗順応といいます。
3:○ 錐体細胞の分布密度は一様ではありません。
網膜中心の中心窩に密集し、周辺に向かうほど急に少なくなります。
4:× 多くの人の錐体細胞は3種類で、記述は正しいです。
短波長、中波長、長波長の光によく反応するものに分かれます。
5:× 桿体細胞は1種類と考えられ、記述は正しいです。
視物質はロドプシンだけなので、桿体だけでは色を区別できません。
【ポイント】
中心窩は錐体だけからなり、視力が最も高い部位です。
桿体は中心窩にはなく、その周囲に多く分布します。
【用語】
桿体細胞:網膜にある視細胞の一つで、光に対する感度が高く、暗い場所での視覚に働く。
錐体細胞:網膜にある視細胞の一つで、明るい場所での視覚や色覚に働く。
暗所視:暗い環境で、主に桿体細胞の働きによって成立する視覚である。
暗順応:明るい所から暗い所に移ったとき、時間をかけて暗さに目が慣れていく現象である。