正答1
解説
正解は1です。
この問題は4歳の定型発達児にあてはまらないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:○ 「にわとり」のような4拍の語の逆唱は、4歳では困難です。
語を音の単位に分けて操作する音韻意識が十分に育つ、就学前後に可能になる課題です。
2:× 4歳頃には「そして」「だから」などの接続詞を使って説明できるようになります。
出来事をつなげて話す力が伸びる時期で、記述は正しいです。
3:× 4歳頃には「乗り物」「果物」などの上位概念を表す語を理解できます。
物を仲間に分ける力が育つ時期で、記述は正しいです。
4:× 片足立ちは3〜4歳頃にできるようになり、記述は正しいです。
5:× 4歳頃にはじゃんけんの勝ち負けのルールを理解できます。
簡単なルールのある遊びを楽しめる時期で、記述は正しいです。
【ポイント】
音韻意識の課題は、音の数え上げ(分解)、語頭音の抽出、語尾音の抽出(しりとり)、逆唱の順に難しくなります。
仮名文字の習得とも深く関係します。
【用語】
逆唱:聞いた言葉を後ろから逆の順に言うことで、音の単位を操作する能力をみる。
上位概念:いくつかの物を包括する、より抽象的な範囲の概念である。
接続詞:文や語をつなぎ、「そして」「だから」のように前後の関係を示す品詞である。
音韻意識:言葉を構成する音の単位に気づき、操作する能力である。