正答2
解説
正解は2です。
この問題はコミュニケーション方略として適切でないものを選ぶので、○ が答えです。
聞き取れないときに、自分から確認や代替手段を求めることを指導するのが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 筆談を求めることは適切です。
聞き取りにくい内容を文字で確実に伝えてもらえます。
2:○ 聞こえなかったのにうなずいてしまうのは適切ではありません。
わかったふりをすると誤解が生じ、後でより大きな問題につながります。
聞き取れなかったことを相手に伝えるよう指導します。
3:× 相手の言葉を繰り返して確認することは適切です。
聞き誤りがあれば、その場で相手に訂正してもらえます。
4:× 話題のキーワードを確認することは適切です。
話の主題がわかると、聞き取れなかった部分を文脈から推測しやすくなります。
5:× 聞き返すことは適切です。
「もう一度ゆっくり言ってください」など、具体的に頼むとさらに効果的です。
【ポイント】
難聴者のコミュニケーション指導では、本人の方略だけでなく、周囲の人の話し方の工夫も併せて指導します。
【用語】
コミュニケーション方略:聞き取りが難しい場面で、会話を円滑に進めるために本人が用いる工夫を指す。
筆談:文字を書いて意思を伝え合う方法で、聞き取りが難しいときの手段となる。
中等度難聴:聴力レベルがおよそ40〜70dBの難聴で、会話の聞き取りに支障が出始める程度を指す。