正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
口腔癌の疫学と病理の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
口腔癌は全癌の約1〜3%程度にとどまり、約15%という数字は多すぎます。
比較的まれな癌です。
2:× 正しい記述です。
口腔癌は女性より男性に多くみられます。
喫煙や飲酒が危険因子とされます。
3:× 正しい記述です。
口腔癌の好発部位は舌で、口腔癌のおよそ半数を占めます。
特に舌縁部に多くみられます。
4:× 正しい記述です。
口腔の粘膜は重層扁平上皮でおおわれているため、口腔癌の大部分は扁平上皮癌です。
5:× 正しい記述です。
口腔はリンパ流が豊富なため、口腔癌は頸部リンパ節に転移しやすい癌です。
【ポイント】
口腔癌は「舌・男性・扁平上皮癌・頸部リンパ節転移」が特徴です。
舌癌の術後は構音障害や嚥下障害が残りやすく、言語聴覚士の訓練対象になります。
【用語】
口腔癌:舌、歯肉、頬粘膜など口の中にできる悪性腫瘍の総称である。
扁平上皮癌:粘膜や皮膚の表面をおおう扁平上皮から発生する悪性腫瘍である。
頸部リンパ節:首にあるリンパ節で、口腔癌などの転移が最初に起こりやすい場所である。