正答1
解説
正解は1です。
出題当時の人口動態や高齢者の健康に関する基本的な統計を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 正しい記述です。
出題当時の人口動態統計(2017年)では、肺炎と誤嚥性肺炎が別々に集計されていました。
両者を合わせた死亡数は、悪性新生物・心疾患に次ぐ第3位に相当します。
2:× 誤った記述です。
日本の平均寿命は女性のほうが長く、男性より6年ほど長くなっています。
3:× 誤った記述です。
加齢に伴う難聴は、一般に男性のほうが発症しやすく、程度も重い傾向があります。
騒音への曝露歴などが影響すると考えられています。
4:× 誤った記述です。
出題当時の推計では、65歳以上の高齢者に占める認知症の人の割合は約15%でした。
4割以上ではありません。
5:× 誤った記述です。
認知機能が低下すると、食べ物を認識して口へ運ぶ先行期の障害などが起こります。
そのため、嚥下障害に影響します。
【ポイント】
肺炎(特に誤嚥性肺炎)は高齢者の主要な死因で、言語聴覚士の嚥下訓練の重要性につながります。
死因の順位は統計の集計方法によって変わるため、出題年の統計を確認することが大切です。
【用語】
平均寿命:ある年に生まれた0歳の人が、平均して何年生きられるかを示す期待値である。
誤嚥性肺炎:唾液や食べ物が誤って気管に入り、そこで細菌が増えて起こる肺炎である。
嚥下障害:食べ物や飲み物を、口から胃へうまく送れなくなる障害である。