正答3
解説
正解は3です。
ハイダーのバランス理論(P-O-X理論)の判定方法を問う問題です。
自分P、他者O、対象Xの3つの関係を「好き=+」「嫌い=−」で表し、3つの符号の積が+ならバランス状態、−ならインバランス状態と判断します。
【選択肢別解説】
1:× バランスが取れています。
P-Oが−、P-Xが+、O-Xが−で、積は+になります。
2:× バランスが取れています。
P-Oが−、P-Xが−、O-Xが+で、積は+になります。
3:○ バランスが取れていません。
P-Oが+、P-Xが+、O-Xが−で、積は−になります。
好きな相手が自分の好きなものを嫌っているので、心理的な緊張が生じます。
4:× バランスが取れています。
3つの関係がすべて+で、積は+になります。
5:× バランスが取れています。
P-Oが+、P-Xが−、O-Xが−で、積は+になります。
好きな相手と嫌いなものが一致しているため安定します。
【ポイント】
バランス理論では「−の数が0個または2個ならバランス、1個または3個ならインバランス」と数えると素早く判定できます。
インバランス状態では、どれかの関係を変えてバランスを回復しようとする傾向が生じます。
【用語】
バランス理論:Heiderが唱えた、人と人と事物の三者の好き嫌いの関係が釣り合う状態を考える理論である。
インバランス:三者の関係に釣り合いが取れず、心理的な緊張が生じている状態を指す。